夏でも元気な宝草錦(たからぐさにしき)

うちで育ててるハオルチアの紹介第一弾、宝草錦(たからぐさにしき)。

ハオルチア。

ハオルチアは多肉植物の中でもマイナーというか、いわゆる「タニク女子」が好む品種とはまた違う、ディープな分野だと思っています。オブツーサのようにかわいい品種もあるけれど、万象や玉扇のようにおじさまが好む分野の品種も多いですし。

そんな中でこの宝草錦はどちらかといえばカワイイ方のハオルチアで、初心者にもオススメしやすい品種です。意外と売ってるの見ないですけど。

ふ。

多肉植物の世界で「○○錦」と最後に「錦」がつく名前は斑入り(ふいり)の品種であることを意味します。斑(ふ)とは葉が緑色ではない部分のことで、葉緑素が欠如したり、細胞の間に空気の層ができたりすることで生じます(病気の場合もあります)。班の色は黄色が多いですが、白かったり赤かったり、同じ株でも環境で色が変わります。班は遺伝はしますが必ずではないし、遺伝しても同じ斑柄にはならない植物も多いです。

それに斑の部分は光合成ができないので栄養不足に陥りやすく、育てるのが難しいので注意。でも、斑入りはただただ見た目が美しいのがポイント。

要するに美しいけど育てるのが難しい。なので日本の園芸界では斑入りの植物は昔から珍重されてきました。万年青(おもと)という植物が特に有名で、斑の入り方で価値がぜんぜん違います。斑入りの植物に対して使われる用語は、たいてい万年青の世界(?)で生まれたものだと思います。

宝草錦横から

特徴

話を戻すと、宝草錦は「宝草」に斑が入ったもの、ということになります。もともとの宝草は言ってしまえばあまり面白くない品種ですが、斑が入ることで見た目が一気に華やかになります。しかも、もともと宝草が強い品種なので、斑が入っても強いまま、というのが宝草錦のいいところ。育ちが早いし水加減もあまり気を使わなくていい。うちの宝草錦も結構斑が激しく入っていますが育成にはなんの影響もないようです。さすがにほとんどが斑になってしまうと、親から取り外したら生きていけないだろうという感じはしますが。

何箇所か虫に食われてしまっていますが、どんどん新しい葉が出てくるのでそのうち更新されるはずです。ただ、今年は少し徒長気味なので、ちゃんと育ってくれるか心配です。

徒長というのは日光不足のせいで葉がひょろひょろと伸びでしまう症状で、多肉植物みたいにムッチリしてなんぼの世界ではあまり喜ばれません。じゃあ日を強くすればいいかというと今度は日焼けを起こしやすくなってしまいます。基本は「ほどよい光を長時間」なんですが、うちの育成環境だとなかなか「長時間」というのが、難しい。でも、それがうまくいって綺麗に育ってくれるのが楽しいのです。

試行錯誤が続きます。

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