竜飛によく似るらしいハオルチア万象、スパイダー

Haworthia maughanii。通称、万象。万象と書くと普通は「ばんしょう」と読みますが、ハオルチアの品種を示す場合は「まんぞう」と読みます。これは万象のうちの「スパイダー」と名のついた品種です。

特徴

棒をスパっと切ったかのような葉が特徴的なハオルチア。切断面の「窓」の模様が特徴的で、美しい物ほど価値が高いと言ってもいいです。原生地だと窓だけ地上に出して大部分は地中に埋まっているんだとか。窓から光を取り込んで光合成するのだそうです。そう考えると効率的というか、合理的な形状をしていますね。

このスパイダーは初めて手に入れた万象です。今まで万象にはあまり興味がなかったけど、スパイダーが育って顔が出てくる(=形や模様が整ってくる)と、これも面白いなと思うようになってきました。

札によると竜飛(たっぴ?)という万象に似るらしいですが、竜飛の顔が分からないので似ているのかどうかは不明。草姿はギュッと中央に寄っていて、互いに押し合うせいか窓の形はあまり安定しません。

万象は窓だけ楽しむものかと思いきやネットでいろいろ写真を見てると、万象にも草姿のタイプがいろいろあるみたいで、それも鑑賞ポイントになっている様子です。でもドーム好きとしてはやっぱぎゅっとしてるのが好き。

窓は横から見るとぷっくり膨らんでいます。万象に「葉の裏」という概念があるのかわからないけど、裏窓(脇窓?)があるような品種ってないんでしょうか。うーん、どうせ土の中に埋まってるから不要なのか。

葉を近くで見ると、意外とブツブツしています。万象の窓は透明部分と白線と緑線で構成されていて、このスパイダーは白線が肋骨のように走ってたまに緑色になっている感じです。岡本太郎の「明日の神話」に似ているというかなんというか。緑部分が多いとかっこいいと思ってるので、この調子で育って欲しいです。といっても新葉はまた違った模様ににも見えます。まだしっかり葉が出てきているわけではないので、ここからまた変わってくるかも。

うちでの育て方

育てるのは難しくありません。夏も冬も変化はなく常に元気。1年9ヶ月で葉は8~9枚出てきました。根が太くまっすぐ伸びるので深めの鉢がよさそうです。太い根を使って根伏せで増やせると聞いたことがあるけど、試してみたことはないです。もっと太い根がいっぱい出てきたら植え替えの時にやってみよう。

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