鷹の爪。ハオルチア・カフィルドリフテンシス

硬葉系、Haworthia reinwardtii f. kaffirdriftensis。塔みたいなハオルチア。

特徴

猛禽類の爪のような葉が密集しているハオルチア。窓がなく葉が硬い「硬葉系」のハオルチアです。硬派系ってあまり人気ないんですよね。かっこいいと思うんだけどなあ。

カフィルドリフテンシスは肌の白い斑点が縦に連なって規則的に並ぶのが特徴です。ぎゅっと詰まった草姿も相まって、精悍な印象を与えます。硬葉系は窓がない代わりにこの白い斑点が発達していて、鑑賞ポイントのひとつになっています。が、魅力は伝わりづらい。
カフィルドリフテンシス上から

名前

種小名のreinwardtiiはどう読むのか分からなかったので、ここでは名前の由来であろうラインヴァルト博士にあわせてドイツ語読みのラインヴァルティと読むことにしました。英語読みならレインワーディかな?

種小名の後ろのf. kaffirdriftensisは品種名で、カフィルドリフテンシスという品種だよという意味らしいです。ハオルチアは群落間の交配が少ないので、同じ種でも地域ごとに顔がぜんぜん違っていて、それを表現しているのが品種名なんだとか。”-ensis”は地名の後につける接尾辞なので、カフィルドリフテンシスはカフィルドリフトという土地で見つかったんでしょう。どこだかは全然知らないけど、きっと南アフリカのどこかです。

カフィルドリフテンシス仔

特徴

勝手に仔吹きして増えていくタイプ。オブツーサなんかと違ってかわいげがないので、大群生になったら結構気持ち悪いんじゃないかという気がします。この仔吹きのおかげで、カフィルドリフテンシスはまっすぐ天に向かって伸びてくれません。気づくと仔が出てきて親を斜めにしてしまう…。

光量が変わるとぱっと見でわかるほど見た目が変わります。日当たりが悪くなると葉が徐々に開いていき、日に当てるとまた締まった草姿になります。数日で変化が出るし、徒長せずに日当たりの良し悪しがわかるので、置き場や遮光を決めるときに日当たりのバロメーターとして活用しています。日光が強すぎるとさすがに茶色く変色してきて成長が止まりますけど。

上に向かって葉が伸びるタイプのハオルチアならみんな葉が開いたり閉じたりするけど、うちで育ててる株の中ではカフィルドリフテンシスが一番反応がいいので便利に使ってます。といってもぎっちり葉が閉じているのが好きなので、開いてるところはなるべく見ないように調整してます。

硬葉系全体にいえることですが、水不足には強いです。しばらくほっといても大丈夫。逆に水をあげすぎて徒長するのが怖いので、他の株より気持ち間隔を開けて灌水しています。徒長して蛇みたいにくねったらかっこ悪いに違いないですし。

今まで花が咲いているのを見たことがありません。他の品種はやたらめったら咲こうとするので、そこまで環境があってないとも思えないんですが。Wikipediaによるとピンク色の花らしいのだけど、見た目のゴツさに似合わないというかなんというか。咲いたらオブツーサやピクタといったぜんぜん違うタイプのハオルチアと交配して実生してやろうと目論んでいます。でもさすがに結実しなそうだな…道のりは長い。

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