BERKELEY(202):EGのパンチトキャップトゥ

ハレの日用にしてる靴。でも、晴れの日用の靴ではない…。

雨乞いの呪い?

雨のハレの日も当然あるわけで、この靴は何度も雨に打たれている。というかこの靴が嵐を呼び寄せているんじゃないかというぐらい雨に遭う。そうだとしたら友人の結婚式に雨を降らせまくってしまって申し訳がない。ごめんなさい。

ただ、そのおかげで濡れた革靴のメンテナンス術を学ぶことが出来た。今では雨ジミもカビも型崩れも怖くない。面倒だから嫌だけど。

バークレー内側

  • メーカー:EDWARD GREEN
  • モデル:BERKELEY
  • ラスト:202E
  • サイズ:9 1/2
  • カラー:black
  • ソール:レザーソール ヒドゥンチャネル
  • スタイル:オックスフォード パンチトキャップトゥ ラウンドトゥ
  • 購入価格:もらいもの

ラスト202

202というと土踏まずの押し上げが強烈で、日本人の足によく合うラストだと言われている。前者はそのとおり。初めて履いた時は土踏まずの感覚に驚いた。逆に後者は自分には当てはまらない。私にとって202Eは踵が緩い。私の足は甲が幅広で踵が小さいけど、202Eは幅が広いが踵も大きいので、私の踵には合わないのだ。と言っても土踏まずから前はよくフィットするから全く自分に合わないラストとも言い切れない。

ただ、この「踵の悩み」はウィズのせいかも。サイズを上げてDウィズにしたら印象は変わるかもしれない。…試したことはないけども。それと、店員さんの「履くと馴染む」を信用しすぎた感もある。。。どっちにしろ踵には合っていないので、そのうち修理に出してライニングに革を足してもらうつもり。

バークレー斜め

この靴の特徴のひとつはエドワードグリーンお馴染み(?)のスワンネックステッチ。90年代のリデザインで導入されたもので、昔のバークレー(やチェルシー)にはなかったディテールらしい。もう一つの特徴はパーフォレーション。パーフォレーションのおかげでフォーマルになりきらないところが気に入ってる。と言ってもよほど格式高い場でなければこの靴で通す。そしてノーベル賞や紫綬褒章の授賞式に出る予定なんてないので、どこでもこの靴で通せる寸法だ!!トゥの形はとことんラウンドで、ウィズがEだからというのもあるが、色気はあまり感じない。控えめな紳士といった感じ。

ディテール

革質

エドワードグリーン革

革質は「巷で言われるほどいいのか?」というのが率直な感想。もちろん悪くない。モチッとした感じは魅力的。でも…そこまでじゃなよな…とも思う。シワはあまり目立たないけど、特段綺麗だと思うわけでもなく。ただ「エドワードグリーンは昔のほうが良かった」という人が多いので、最近作られたであろうこの個体がイマイチなだけかもしれない。それに、エドワードグリーンは最高級ラインのトップドロワーがあるので、それを知らずにエドワードグリーンの革質を語ってはいけない気がしている。

アイレット

バークレーアイレット

5つ並んだアイレットは平行型で、シューレースは丸紐。それにしても正面から見ると靴というのは左右非対称なものだということを改めて感じる。ちなみに昔は左右対称だった靴を非対称にしたのはチャーチらしい。…本当かどうかは知らない。靴自体の話ではないけど、靴紐はいつもイアンノットで結んでいる。簡単だししっかり結べるし、もっと普及してもいいと思うんだけどな。

トゥ

バークレートゥ

トゥにはスチールをつけている。自分の歩き方だとソールのつま先側がすぐ削れるので、レザーソールの靴はすべて靴屋に持って行ってつけてもらっている。日本語だと「ヴィンテージスチール」や「トゥスチール」と呼ばれることが多いけど、英語では”metal toe tip”という言い方が多い。”metal”が”steel”だったり”tip”が”tap”や”plate”だったりすることも。日本語の”toe steel”だと安全靴に入ってるような鋼板の先芯のことを指すみたいである。

ヒール

バークレーヒールカップ

ヒールカップにカウンターはなく、縫い目の上に補強の革がついている。ヒールは斜めに絞られてるなんてこともなくどっしりとしていて、やっぱり紳士然としている。関係ないけどちょっと写真が暗かったなー。

インソール

バークレーインソール

ライニングは黒。写っていないが小窓が目立ってかわいらしい。ライニングに色がついてると靴下に色移りするという人がいるけど、そもそも黒い靴下を履くので問題を感じたことがない。ロゴは最近のものなので見ても楽しくない。(いつか古いエドワードグリーンを手に入れた日にはロゴを見て小躍りする予定。)

シューツリー

エドワードグリーンシューツリー

シューツリーは純正の物。無垢の木で出来ていて、軽い。甲の薄さがカッコ良いものの、靴側はそんなに薄い甲ではないだろうと思ったり。といっても靴に入れるとちゃんとちゃんと役割を果たしてくれているので問題はない。

まとめ

バークレー

結婚式のようなフォーマルな場で使うことが多いので、(この記事では違うけど)トゥを鏡面磨きににしている場合が多い。この靴は、鏡面磨きから雨の日のメンテナンスまで教えてくれた、靴磨きの師匠のような存在。これからも多くを学んでいきたい。